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「ドS兄貴め…帰ったら…覚えてろよぉ…」
だいたい、こう言う捨て台詞を吐くのは負けを自ずと認めて居るわけで…
とりま、俺は自身を恐怖のどん底に叩き落としてくれたDVDを持ちレンタル屋に向かってるわけだけど
「あれ…?この辺りじゃ無かった…か…」
俺は方向音痴ではない、むしろ方向感覚は優れて居る方だ
「おかしいなぁ…」
が、最近兄貴と共に越してきたばかりと言うことも有りまだ覚えて居ないのだと言い聞かせた…
しゃーねぇーか…
深く大きなため息1つ吐き、暫く歩いた
ふと、立ち止まり辺りを見渡す
「んー、こんな場所見たことねぇなぁ…ま、広そうな道だしなんとかなんだろ!」
諦め半分で何となく三叉路の内の一本を選んだ…
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