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「私と来い!思う存分贅沢をさせてやるぞ」
カルテロは私の顔に瞳を寄せて言うと、私は横を向いて唇を噛み締めた。そこに、足音がバタバタと聞こえてくると、
「鈴音!!」
と言って、スティーブが飛び込んできた。
「スティーブ!!」
「鈴音を離せ!」
私は顔を上げてスティーブを見ると、スティーブはそんな私とカルテロを見てその瞳はギラギラと怒りに燃えていた。カルテロは私を背後から腕を回して銃を私のこめかみにあてて、
「動くな、スティーブ!!」
と怒鳴ると、私は思わず、
「今、こいつを殺して!!早く!!」
と叫んだ。
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