第10章 未来へ

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* 救急車を呼び、目を潰された女の子の無事を祈り、俺たちは車に乗り込んだ。 カルテロは今、怒りに満ちている。致命傷なら、作戦を変えるだろう。盾になるものを。でも、その傷なら、遠くは行けない。 危険なのは…。 俺たちは、ハーレムに向かって急いだ。 瑠生と美衣が、危ない。 自分がピンチなら、絶対姑息な手を使うはすだ。それには、盾が一番だろう。 俺たちの意見は一致し、ハーレムに急いだ。 案の定、ダグラスのアパートを駆け上がると、そこに黒いスーツを着た男たちが4人ほどいて、瑠生と美衣をそれぞれ抱きかかえていた。
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