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今日は待ちに待った悠哉が帰ってくる日。
「ヤバい!今までで一番美味しくできたかも!」
私は今、時間を見計りながら、料理していた。
今日は煮込み風ハンバーグに、ポテトサラダ。
時間がたくさんあったため、1から手作り。
上出来な味に、私は満足した。
時計を確認すると、4時を回っていた。
はやく、悠哉来ないかなぁ。
会えると思うだけで、一人部屋の中でニンマリしてしまう私。
心に一つ引っ掛かりはあるものの、気分は最高だった。
少し落ち着こうと、コーヒーを手にソファーへ座り、テレビをつけた。
テレビを眺めていると、インターホンがなった。
私は勢いよく立ち上がり、玄関へ向かった。
「はぁい!」
ニッコリ笑顔でドアを開ける。
ドアを開けた先に立っている悠哉も、ニッコリ笑っていた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
ああ、うれしい!
たった四日間だけなんだけど、やっと会えたと思ってしまう自分がいた。
悠哉が靴を脱ぎ中へ入ってくる。
どうしよう、くっついていいかなぁ?
私はそわそわしながら、様子を伺っていた。
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