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悠哉が深く唇を重ねながら、私の服を脱がしはじめた。
裸になると、私の欲情も目を覚ましたのか、悠哉の肌に触れたくてしょうがなかった。
悠哉の言葉通り、私の肌に、全てが優しく触れる。
声を出さないように、必死に堪えていた。
「なる?…いつもの声はどうした?」
「こ、声なんか出したら、…隣に聞こえちゃう」
なんとか意識を保ちつつそう言うと、悠哉がニヤリと笑っていた。
「そうか、我慢してるのか」
あれ?…なんか、イヤな予感。
「じゃあ、…どこまで我慢できるか試すとしよう」
ええ!?た、試すって何を!?
さっきまで優しかったのに、また意地悪になってしまう悠哉。
それでも、そんな悠哉の愛撫に感じないはずもなく、我慢も忘れて大好きな人の愛情を余すことなく受けとめた。
その後、悠哉の胸の中で、私は静かに眠りについてしまう。
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