I went to the Royal Palace, it's so become Emperor

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フェニックス【ディザウス…………と言ったかしら?アイツは何なの?アイツから放たれる魔力が尋常じゃないわよ。それに加えてこんな空間作るなんてただ者じゃないわよね?】 何だ…………そのことか………… だが、実際の答えは………… フェル【…………わからない。マスターは確かに壮大な魔力を用いるに加え、俺に【自由】をくれた者だ。俺はその心の広さに誘われたのかわからないが、使い魔となっただけだ】 そう わからないのだ マスターはどのような人間なのか? マスターはどれほどの魔力なのか? マスターはどのようにしてあれほど強いのか? 全て考えてみたが全て分からない それが今の答えだ フェニックス【【自由をくれた方】ね…………。懐かしい響きね。いいわ、私もアイツに興味が沸いた。使い魔になってやるわ。と言いたいところだけど、生憎私は今、自由じゃないの。私の命も関わるから 死んで】 バシュッ!! バシュッ!! フェニックスはライフルガンを構え、此方に向かって赤い弾丸を発射する 俺は素早く動き、全ての弾丸を避ける そしてガトリングで連射して反撃するも、すぐに炎の竜巻を生成され、弾丸が巻き込まれ消え失せる 俺にはわかる 奴は【自由】を求めている だから、俺もマスターと同じように解放してやろうと思っている フェル【躊躇うな。自由の身となれ。お前は騙されている】 そう 例えマスターを殺したとしても何も得られないし、自由の身もなれない フェニックス【う、うるさい!!何に騙されているのよ!!私はただ、シャットダウンされるのが嫌なの!!】 フェル【その発言は【自由を求めている】と言ってるのと同じだぞ】 俺はサイボーグだから表情がないが考えは読める 明らかに【助け】を求めている フェニックス【だ…………黙れぇえぇぇええぇぇえ!!!】 バシュッ!! バシュッ!! バシュッ!! フェニックスはミサイルを発射させ、ライフルガンで連射する
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