I went to the Royal Palace, it's so become Emperor

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フェニックスside フェニックス【くっ!?な、何よこの光は!?】 私は今、強大な光によって、視界が拒まれた そのため、私の攻撃は一時的な不能になってしまう それに、何なのよあいつ? 誰が見ても【身体に限界が来てる】筈なのに歩き出すとは思いもしなかったわよ …………けれど、何か嫌な予感がするわ………… そう思っていたら蒼い光が晴れた 私の視力が戻り、攻撃を再度行おうとしたけど………… フェニックス【…………う、そ】 私は驚愕し、またも攻撃ができなかった そこには、蒼い長髪に紅い瞳、そしてメタリックなガトリングガンと蒼い刀を担いだ【女顔立ちの青年】がそこにいた sideout フェルside フェル「…………何だこれは?」 …………未だに俺の目は嘘を悟っているように見つめる 俺は今、【人】になっているのだ 無機質な声もなくなり、冷たい鋼鉄のボディが消え失せ、生暖かい感覚が全身に伝わる そして、頬から何かが伝って落ちていく これは…………【涙】? フェニックス【ちょ!?なんで泣いてるのよ!?】 わからない………… 何故だ?何故俺は泣いている? だが、そんなことはどうでもいい それよりも………… フェル「手を休めるな…………。今は戦いの途中だろう」 俺は手元に握っている柄付きのガトリングを相手に向ける フェニックス【ッ!?い、言われなくてもわかってるわよ!!】 と、次々とミサイルを発射させる …………遅いな 俺はガトリングガンを高速回転させ、発射する ボボボボボボンッ!!! 弾は正確的にミサイルを相殺させ、打ち落としていく そのため、爆発し再び煙に包まれる フェル「そこだ!!」 俺は気配を感じ取り、愛用の蒼い刀【月狼餓刀(げっろうがとう)】を構え、斬る フェニックス【バカね!!同じことして通用するわけないじゃない!!】 しかし、またしても外してしまう だが、それは既に【推測済み】だ フェル「【ミラー・ゲンガー】」 フェニックス【!?】 その瞬間、俺の身体に亀裂が入り、パリィンと乾いた音が鳴り響き、いなくなる フェル「馬鹿はどっちの方だろうな」 俺は気配を殺し、後ろに回り込んで月狼餓刀を振りかぶり ズバァ!! 翼を切断した
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