I love all?Slave market events!

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おっさん「こちらです。様々な品が揃ってるのでどうぞごゆっくり…………」 案内された先は鉄格子で形成された扉 どうやら奴隷から逃げられないようにするための構造らしい 俺は扉に手を掛け、扉を開く そしてそのまま暗闇の廊下を歩き続けた sideout ???side 司会『落札です!!金板800枚で落札!!この獣人は【モブリ・オー】さんに落札です!!』 観客『ワアァァアァ!!』 外の方から歓声が鳴り響くが、私達からすればそれは【絶望】にしか聞こえなかった その絶望が鳴り響くに連れ、皆怯え始める 私は今、【魔力封印装置】…………だったか? その厄介な装置が付いている鎖に結ばれている 普段の力なら、これぐらいはどうってことないけど、魔力が封印されているためびくともしなかった それに、この装置 更に厄介な事に無理に外そうとすると爆発するらしいので無闇に外そうとすると死に至ってしまう 全く………… 人間は物騒な事しか考えられない だから私は人間が嫌いなんだ 人間「おい、89番、次はお前だ。来い」 番号で呼ぶな 私は私でもしっかりとした名があるんだぞ 【龍神王・バハムート】 四帝龍を束ねる龍となる王 それが私の名だ 私は仕方なく会場に向かった sideout ディザウスside 司会『次の商品は…………!!で、出ました!!今回の目玉商品!!獣人でありながら龍の角のようなものに龍の尻尾のようなものが付いている世にも珍しい獣人だ!!さぁ金板600から!!』 俺達が会場に来たときは目玉商品が来ていたらしく、大いに会場が盛り上がっていた てかあの司会、目が節穴何じゃねぇのか? あれ、どっからどう見ても獣人じゃなくて【龍人】じゃねぇか それに、あの龍人、俺やセルシア、ベテルにエルスなどの【四帝龍を束ねる】ような存在だぜ 捕まってどーすんのw そう思っているとどんどん落札求めで金額がでかくなる そして………… ?「7000だ!!金板7000払おう!!」 そういって立ち上がった白髪の貴族が叫ぶ あれがキアラの父だろう
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