第1話

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彼との出会いは突然だった 「えっ!?担当の先生代わるんですか!」 「うん。そうだよ…今までありがとね?」 そう言ったのは私の担当医だった長谷川真琴先生。 「い、いぇ…私こそ今までありがとうございました!…それで…担当の先生って誰になったんですか?」 長谷川先生は 「あー…、まだ来てないっぽいなー ちょっと待ってくれ!」 プルルルルル… どこに電話してるんだろう? ガチャッ… 「あっ、出た! 何してるんだ?早くこっちに来いよ! え?…じゃないだろっ!? は?え?もう来てる…だって…!? あー、ハイハイ。今からそっち行くから…待ってろ。」 不意に…思ったことが、言葉に出てしまった。 「電話…誰だったんですか?」 (あっ…声が…うぅ…) すると、長谷川先生は 「ああ、サクラちゃんの新しい担当医だよ。あと、彼は、17歳で…」 「長谷川せんせーい!」 と呼ぶ声が聞こえた… 「あっ。ごめんね!また後でくるから!じゃあっ!」 (結局誰だったんだろう?) ☆お昼頃… 「サクラちゃん!一緒にご飯食べよ?」 友里亜ちゃん! 「うん。一緒に食べよっか!」 そんなときだった… ガラガラガラ… 二人でドアの方を見た。 そこには…175㎝近い男の人が立っていた。 「ねぇ?君たちさー、長谷川先生知らないかな?」 なんか、凄く綺麗な男の人だな… 睫毛が長いし、凄い綺麗な髪… 誰なんだろう… 「あれ?大丈夫? おーい!……あれ?」 「あ…あぁぁあ!ご、ごめんなさい!」 きゃあぁ…あぁぁあ……失礼なことしたのかも! 「ところで、長谷川…長谷川先生どこにいるか分かる?」 「い、いえ…わからないです…すみません、、」 (でも、長谷川先生どこにいったんだろ?) 「謝らなくても良いよ。ありがとう。また会おうね!じゃあ、また。」 そう言って彼は病室を出ていった
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