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「はい、転生した先では人間としてではなく、
人外のモノとして生きて頂きます。
それが、条件です。」
「…………人外のモノって？」
「まぁ、平たく言えば魔物とかですよ。」
「魔物………とか？
とか、って何だよ、とか、って。
なんか含みがある言い方じゃねぇか。」
「あぁ、なんというか……………」
天使は何やら言い淀んでいる。
「運、なんですよねぇ。」
「？」
天使の言っている意味が分からず、陸は首を傾げる。
「どういうことだ？」
「いやぁ、だから運なんですよ。
どんな生物に転生するかは…………」
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