1話

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宇佐吉「確かにただのゲームですが…このゲーム、実は賞金100万円付きですよ?」 金子「何!?」 佐藤「100万円!?」 宇佐吉「はい。賞金が欲しければ、今は何も言わず私の言う通りにして下さい。インプットしなければいけない事情は、ゲームを説明する時に教えますから。皆様、わかっていただけましたか?」 それを聞くと皆ざわめき始めた。 宇佐吉「もし嫌だと言う方がいれば手を挙げて下さい。そういう方は残念ですが帰っていただきます」 「聞いたか?」 「あなたどうするの?」 「やろうぜ!100万円だぜ!?100万円!」 「課長、やりましょうよ!」 「そうだな。ちょっと変だけど100万円貰えるらしいし」 「稲荷、やるの?」 「やる!なんか面白そうだし!」 そんな声が辺りから聞こえてくる。
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