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よく分からないことを言って花束だけを残し遠ざかっていく担任だった先生
名前は、確か
芝田修一…だったけ?
まぁ、どーでもいいや!!
早く寮にもどって着替えよ
あの人待たせたら変に騒ぐし…
教室に鞄を取って靴箱へ急ぐ
靴を履き替え、玄関を出ようとしたら見覚えのある人物に出会った
「門の所で待ち合わせのはずですけど?」
「聞き間違えました。
けど、会う約束はしていたのでどこで会っても問題ないでしょう」
「まぁ、そーですけど…
俺、寮に戻って着替えないとですし」
「待ちますよ。それくらい
二人で暮らすことも待ちますよ
貴方が卒業するまで…留年しても
ずっと待ちます。」
微笑みながら言ってくれるが
はっきり言って
「重いっすよ」
「それも愛です」
まぁ、いいか。
俺は幸せだしな
happy end
→二つの物語の始まり
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