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「んっ」
ああ、ヤバイ。私の胸のドキドキしてる音、悠哉に聞こえてないかな。
そう思い、ちょっと後退りした。
カトレアが置かれているチェストに、腰がついた。
そのまま寄りかかると、唇はさらに激しく重なってくる。
あ、あら?
止まらない?
掴んでいた手首を離し、右手は私の頬へ、左手は腰へと回る。
唇が離れると、今度は首筋へと潜り込んできた。
「…悠哉?…ちょっと…」
私はやめさせようと、悠哉の胸を手で押さえた。
でも、全く止まらない。
悠哉の手が、あちこち触れはじめる。
「…、ま、待って…」
その手に、少しずつ感じはじめる自分がいた。
ダメダメ!
1人顔を熱くさせながら、なんとか悠哉を止めようと話しかけた 。
「…夕食、…できてますよ?」
すると、悠哉が反応する。
「…さきに、お前がいい」
え、うそ!?どうしよう!?
私、ムリだよ!だって、昨日、あんなに
エッチしたのに!!
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