晴天-1

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「あ、あの、…私、…今しちゃったら、あとから起きれる自信、ないです…。だから…」 そう言うと、悠哉は顔をあげて私を見た。 「…せめて、あの…夕食が済んでからじゃ、ダメですか?」 すると、私の顔を手で包んでさらにキスしてくる。 あ、全然聞いてくれない!? と思ったら、唇を離しギュッと抱き締め てきた。 そして、ふぅと一息つく悠哉。 「なる、……もっとはやく止めろ」 「ええ!?…私、けっこう前から止めてましたよ!?」 胸の中であたふたしていると、悠哉が続けた。 「…まだ自制が効く段階でよかった」 そしてまた一息ついた。 力が入っていた腕を緩め下ろすと、私を見つめた。 「…悠哉?」 「ふぅ…。…着替えてくる。…すぐ夕食にしよう」 そう言ってクスッと笑い、私の頭をポンポンした後、リビングから出ていった。 私は少しの間、カトレアの前で息を整えていた。 ああ、顔も身体も熱いし…。 なんとか止まってくれてよかった。 …でも、…でもホントは、そのまま悠哉に抱かれてもよかったかなぁ…、なぁんてね。 アハハハ。 ん?…あれ? 私、何考えてるの!?
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