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すると、悠哉の手が服の中へと入り込んでくる。
「あ!…あの、お風呂入ってこなきゃ」
「だから脱がしてるんだろ?」
ええ!?
まさか、また一緒に入る気!?
「き、今日は、別々ですからね!」
「却下」
私のことなんかお構い無しの悠哉は、手を止めなかった。
「お願いです!…私、ゆっくり入りたいんです!」
「じゃあ、ゆっくり入ろう」
ちょっと!真顔で答えないで!
悠哉の手は、休むことなく私の服を脱がしにかかる。
「もう…、さっきは止まってくれたのに」
そう呟くと、悠哉が立ち上がり私に顔を近づけた。
「勘違いするなよ。さっきは止める理由があったからだ」
「え?」
悠哉がニヤリと笑った。
「今は止める理由が見当たらない」
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