急降下 #2

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割と面倒臭がり屋な私は、そのままコソコソとソンミンと立ち話をしていた 「何やってんの?」 ソンミンの背後から、ニョキッとジョンミンの顔が出てきた 「「……………」」 一瞬、私とソンミンは無言になって妙な間があいた 「ユンファが寝ちゃったんだって」 ソンミンが背後のジョンミンに耳打ちをした 「えっ!?」 ジョンミンもまた、先ほどのソンミンと同じ様に驚いて目をまるくした 私はそんな様子を 気が付けばボケーッと眺めていた テレビで見るよりも、凄く華奢であどけない顔のソンミンは、子供みたいに無邪気に話すけど、時折背伸びがちに話す ジョンミンは、見れば見るほどに透き通る肌が、 この世のモノには見えないくらいに妖艶で、色っぽい 女の子以上に美しくて、 そしてとてもカッコイイ
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