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波乱 #3
意識がはっきりしなくてぼやけた視界に、鳴り止まない携帯をゆっくり引き寄せる
おぼつかない身体をベッドの上でひるがえさせ、仰向きになって私は電話に出た
「はい」
電話の相手は、ユンファ
「今、やっとこっちの事務所についた
夕方はバタバタして、悪かったな
ソンミンのせいで、こっちの空港がパニックだったよ」
「……そっか、大変やってんな…お疲れ様」
ユンファの声が頭に入らない
何故か、頭痛がして、まぶたが重い
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