波乱 #3

1/18
3174人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ

波乱 #3

意識がはっきりしなくてぼやけた視界に、鳴り止まない携帯をゆっくり引き寄せる おぼつかない身体をベッドの上でひるがえさせ、仰向きになって私は電話に出た 「はい」 電話の相手は、ユンファ 「今、やっとこっちの事務所についた 夕方はバタバタして、悪かったな ソンミンのせいで、こっちの空港がパニックだったよ」 「……そっか、大変やってんな…お疲れ様」 ユンファの声が頭に入らない 何故か、頭痛がして、まぶたが重い
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!