行方 #2

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「…………イクゥは… イクゥは、どうなんだよ」 相変わらず、背を向けたまんま、ユンファが言った 聞かなくてもわかるやろ… と、思ったけど 私も恥ずかしくて恥ずかしくて、すぐに 「好きだああっ!!」 なんて叫べない いや、叫ぶ必要なんてないんやけどさ… というよりも、この状況を楽しもうとすらしている自分がどこかにある 気が付けば、私は冷静さを取り戻していて 目の前にいるユンファにゆっくりと そおっと近づいた ツン、と指先でユンファをつつくと、 ビクッと身体が跳びはねた かっ………可愛いすぎる!!!!
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