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壁に挟まるようにして私は身動きが取れなくなり、
ユンファはそんな私を強く突き上げる
身体中に激しく突き抜ける感覚に、私は何度となく果てる
無我夢中にユンファを受け入れているうちに、気が付けば窓側がうっすらと明るくなっていた
それでも足りなくて
身体はフラフラとしているのに、感覚はさらに研ぎ澄まされてゆく
「………ユンファ………っ」
私は瞳に涙をうかべながら、何かを失いそうで
その不安を拭うようにユンファを求めた
求め合う二人の感情は、結ばれたばかりだというのに
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