行方 #3

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壁に挟まるようにして私は身動きが取れなくなり、 ユンファはそんな私を強く突き上げる 身体中に激しく突き抜ける感覚に、私は何度となく果てる 無我夢中にユンファを受け入れているうちに、気が付けば窓側がうっすらと明るくなっていた それでも足りなくて 身体はフラフラとしているのに、感覚はさらに研ぎ澄まされてゆく 「………ユンファ………っ」 私は瞳に涙をうかべながら、何かを失いそうで その不安を拭うようにユンファを求めた 求め合う二人の感情は、結ばれたばかりだというのに
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