ファクター #2

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ユンファが力いっぱい私を抱きしめ、頭を撫でてくれる ゆっくり、ゆっくり 何度も手の平を上下にさすって、私が言葉を発するのをただじっと待ち構えてくれている 大きな、大きなユンファの胸の中で 私はただ、この数分間だけ ユンファに甘えたかった 少しだけでいいから、 安心したかった
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