ファクター #2

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「もう、早く!」 一向に動こうとしないユンファが、行き場のない腕を広げたまま私を待っていた 私はニヤニヤしながらダッシュすると、 大きなユンファの胸の中へと飛び込んだ 「逢いたかった!」 私がそう叫ぶと、 「俺も」 ユンファが、ギュウッと私を抱きしめて言った 幸せとはこういう事を云うんだ きっと
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