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「なぁ、マキ
……………お」
「私もね。辻元さんには、SOUTHの担当でいてほしいのよ。
同じSOUTHを支える、一、スタッフとして。出来れば、手放したくないのよ」
ユンファの言葉を遮るように、牧田が言った
その言葉は、意外性抜群だった
牧田が、私を?
あんなに毛嫌いしていたのに?
私が呆気にとられながら牧田をじっと見つめると
「別に、意地悪してたわけじゃ、ないんだからね」
少し拗ねたように頬を微かに赤らめた牧田を
初めて、可愛いやん、なんて思った
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