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きっと頭の片隅で。
わかってはいるのに、私はそのことに気付かないフリをして、この目の前にいる男に対する感情を、恋なんだとかたくなに信じこもうとする
何も与えられない事が、どういう事なんだかって、わかってるくせに
付き合ってもいないのに、こうやって肌を寄り添わせる関係
たかだかそんな事に、妙に安心感を覚える私は
きっと何かが欠落している
幸せってものがどんなものなのか、まだ
わかってないからなんだろう
それでも、満足感が得れる、
私の心は、一時的に穴がふさがってるだけで
この穴は、一人になった時には、また満たされた幸福感を全て垂れ流してしまう
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