光の向こう側 #2

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この世界にさえ入れば、また ユンファの側にいられる。 どうしてか、私はそう思い込んでいた 「だが、残念だ。 君には、足りないものがある」 とても残念そうに 大袈裟に スンフン社長は言った 「なっ、何ですかっ!?」 すっかり受かったと思い込んでいた私は、焦った 「……そうだなぁ、 でも君には……無理じゃないかなぁ」 「そっ、そんな………! なっ、何でもやりますっ!私!!」 ニヤリ、とスンフンの口角がつり上がる 「君がそこまでいうのなら。 ここに、サイン してもらおう」
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