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「社長が?」
オーディション以来、社長とは会社で会うなんて中々ないし、すれ違うこともない
どうしたんだろう、と
私は首を傾げてから、考えこむようにして、社長室に向かった
軽くノックをしてから、
私は名前を呟いた
「スンフン社長?ジンシルです。」
「ああ、入ってくれ」
社長の声がしたので、私はゆっくりと重い扉を開いた
社長室には、社長しかいなくて
「君に、いい知らせがある。
デビューすることに、なったよ」
ニッコリと微笑んだ社長をみて、私は跳び跳ねて喜んだ
「ほっ、本当ですか!?
うっ、嬉しい!!」
両手を合わせて私は跳び跳ねた
あの時、ユンファも
この気持ちだったんだ、なんて今更考えて、胸がチクリと傷んだ
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