光の向こう側 #2

7/33
1813人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
「社長が?」 オーディション以来、社長とは会社で会うなんて中々ないし、すれ違うこともない どうしたんだろう、と 私は首を傾げてから、考えこむようにして、社長室に向かった 軽くノックをしてから、 私は名前を呟いた 「スンフン社長?ジンシルです。」 「ああ、入ってくれ」 社長の声がしたので、私はゆっくりと重い扉を開いた 社長室には、社長しかいなくて 「君に、いい知らせがある。 デビューすることに、なったよ」 ニッコリと微笑んだ社長をみて、私は跳び跳ねて喜んだ 「ほっ、本当ですか!? うっ、嬉しい!!」 両手を合わせて私は跳び跳ねた あの時、ユンファも この気持ちだったんだ、なんて今更考えて、胸がチクリと傷んだ
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!