忌々しい存在 #2
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忌々しい存在 #2
この携帯がコールするたび、指先が痙攣を起こす 本当は、出たくなくって 嫌で仕方ないはずなのに。 私は、禁断症状が押さえきれなくて コール音に指先を合わせる 「はい」 今夜の私のお客様は、 私をいくらで買ったんだろうか
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