凄艶 #4

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ユンファの指先が、直接私の肌を見つけ出し、 膝上から私を確認してるみたいに、何度も何度も掌で摩擦する 呼吸が欲しくなったころ ユンファの唇が微かに離れた 「して」 意地悪な声が、 耳の奥に染みついた 身体の芯が、燃えるように疼く シテ その声に、 私の指先が、ピクリと反応した
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