1746人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
私の抵抗に、
やっとユンファの腕の力が緩んで
唇が離れた
面白くなさそうで、そして不機嫌な顔をして、ユンファは言った
「早く測れば?」
いや、無理だろ。
というくらい、まだ身体は密着していて
脳裏に牧田の「サッサと測るのよ」という言葉が浮かんだ
正直それどころじゃないのに。
「離れて」
物凄く、無愛想な声が出て
自分でも驚いた
「どうしよっかな」
全く、微動だにしないユンファ
「…………」
ちょっと、ムカッとした
最初のコメントを投稿しよう!