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その瞬間
パッとユンファが私から手を離した
「冗談。冗談だよ。本気にしたの?」
すこぶる機嫌の悪そうな顔で、私をまた睨む
じ、冗談だとう?
私は黙ったまま、落ちたメジャーを拾い上げると、黙々と採寸をし
首に巻き付けられていたTシャツをおもいっきりユンファに投げつけた
「デブ!!」
スタスタとトイレから出て行くと、
入り口にはソワソワしている牧田が待ち構えていた
「お、終わっ……」
「終わりました、帰ります。
じゃ、後日。」
私はそうぶっきらぼうに答えると、
そのまんまスタジオから出ていった
腹立つ
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