凄艶 #4

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「イクちゃん、どうかしたん?」 スタジオを出てから一言も話さない私に、美海が声をかける 「別に」 身体が、火照っていて、 少し、興奮してて。 まだ、ユンファの感触が、身体に残っていた 久しぶりのユンファの身体は、以前にも増して大人びていて 一年間、公に活動をしていなかったとは思えないくらいに、鍛えられていて 悔しいくらい、魅了された デブ、なんて言ったのは、皮肉で 以前よりしまって、一回りくらい大きくなっていた胸元に埋もれた感触が、悔しくて どうしてあんなに、いい男になっちゃってるんだ ズルい
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