1747人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
「イクちゃん、どうかしたん?」
スタジオを出てから一言も話さない私に、美海が声をかける
「別に」
身体が、火照っていて、
少し、興奮してて。
まだ、ユンファの感触が、身体に残っていた
久しぶりのユンファの身体は、以前にも増して大人びていて
一年間、公に活動をしていなかったとは思えないくらいに、鍛えられていて
悔しいくらい、魅了された
デブ、なんて言ったのは、皮肉で
以前よりしまって、一回りくらい大きくなっていた胸元に埋もれた感触が、悔しくて
どうしてあんなに、いい男になっちゃってるんだ
ズルい
最初のコメントを投稿しよう!