凄艶 #4

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会議室でセットをしていると、 藤堂さんがやって来た 「どお?」 軽い感じで、声をかけられた 「多分大丈夫ですよ」 そういいながら、一つ一つをハンガーにかけてラックに分ける 「……ふ」 少し、藤堂さんが微笑した 「………何ですか?」 私は少しカチンときて、問いかけた 「ん、別に。 やっぱり、イクちゃんだな、って思って。 俺さ、ちょっと後から顔出すから、先にやっててくれないかな? 結構な数あるんでしょ?」 「あ、はい。時間かかると思いますよ?」 そうして、準備がととのった数分後、 わらわらとまた、southのメンバーがやって来た 今日のヘルプは、美海と、泉 いい加減、本気でアシスタント雇わなきゃ、大変かも、なんて考えながらも 二人が器用にそつなくこなしてくれるので、甘えてしまう
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