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｢しないよ｣
ムッスリとして、僕はそう言った
｢だって。んー…、ところで、どうしてこの本の持ち主とは縁がなくなったの?｣
少し落ち着いた様子の穂積ちゃん
｢どうして、って……さぁ。｣
そんなこと、考えたこともない。
その時だった
チカチカと携帯が光始めた。
さっきとは違う、ネオンカラー
｢………きた｣
穂積ちゃんが、ボソッとそう呟いた
｢ねぇ、ソンミン。出てよ｣
サラッと言いのけた穂積ちゃん
ちょっと、このオバカ
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