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恋、なんてもの。
はっきり言って、よくわからない。
ただ言える事は、この僕をおざなりにしている
天真爛漫な彼女が凄く気になってしまうってことと、
彼女の声が聞けないと、1日落ち着かないってことだ。
これを恋っていうのは、恋をしたことがない僕には、少し違うような気がするんだけれど。
「……………ソンミン?」
静かに開いた扉の隙間から
あんなに聞きたかった彼女の声がする
「………寝ちゃったヨネ…」
ボソッと聞こえた彼女の独り言。
どうして?
なんで穂積ちゃんがここにいるの?
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