記憶 #2

5/14
1293人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
「へえ?どこが?どんな風に?」 しつこく僕は穂積ちゃんに食い下がる 何なの。 「どんな風に?」 キョトン、と穂積ちゃんが首を傾げて僕を見る。 なんて、顔。 はぁ。 「例えば。日本には無くて、コッチにはあるもの、とかさ。」 もうどうでも良くなって、僕はろくに穂積ちゃんを見ようともしないでそう言った。 「コッチに…………… あ。 ソンミン!なんちゃって」 穂積ちゃんの言葉に。 ビビっと身体が反応した。 え え? 「え………… 「「ソンミン~!!!!」」 ………!!!」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!