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契約の話を済ませ、しばらく歓談
長谷川さんは忙しいのだろう
先ほどから携帯がなりっぱなし。
「穂積さん」
長谷川さんが席を外した瞬間、シュン社長が私を呼んだ
「はい?」
「穂積さん、どのくらいコッチにきますか?」
流暢な日本語
シュン社長の会社には、日本語を話せるスタッフが過半数を占めている
もちろん、シュン社長も日本語がペラペラだ
日本の市場は大きい
もちろん欧米とも取引があるから、スタッフは皆英語が話せる
「いえ、特にまだ…」
「実は、お願いが1つあります」
お願い?
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