異変 #2

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「話にならないわ!あのボンクラ警察!」 移動車の中 かな切り声で叫ぶマキちゃん。 それに対して相槌をうつ元気すら僕達にはなかった ボンクラ、って。どういう意味なんだろう 僕は瞳を閉じたまんま、そんなことを考えていた ただでさえ、ろくに休憩もとれずに1日ぶっ通しで収録をして、挙げ句疲れた身体にアルコール。 極めつけ、警察の執拗な尋問 いやぁ、傑作だったよ 「やったのはお前だろう」 自信タップリに凄みをきかせる警官 僕とユンファは、別々の部屋で取り調べ。 ビックリするよ 任意同行で、犯人だって決めつける彼ら 「今すぐ自供すれば罪は軽くなるぞ。 嘘をついても無駄だ」 そんな台詞、本当に使うんだ……、と 僕は口をあんぐりしてしまった それにしても、眠い。
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