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さすがに朦朧としていた 考える事はたくさんあって、引っ掛かることだってあったはずなのに 頭は全く稼働してくれない。 疲れた。 あまり口にはしたくない言葉だけれど、それは言葉にならなくて小さなため息になって口から出てくる 早く帰りたい。 そう思っていた時だった 小さく小刻みに震える携帯の振動が、僕のデニムのポケットから伝わった
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