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「なんか無理そうな話だわ。大丈夫?
大体、アンタなんで私がソンミンと繋がりがあるってわかったの?
コワイわ。」
「そういう仕事なの。小松っちゃんの友達、仕事がらみで、アイツらと同じマンションでしょ?
小松っちゃん自体も知り合いだろ?
俺昔さ、市内の一流ホテルでバイトしてたんだけど、
見覚えあるなー、って思ってたんだよね。
小松っちゃん」
「……」
驚いた。
そんな前の話
「人の顔って、結構記憶しちゃうの。俺」
たいしたもんだ
「……へえ。」
「娘見つけたら終わるからさ。
お願い!なんでもいーから、ちょっとだけ情報まわして!
この事は、ジウ社長と俺しかしらねーの!
絶対に他言しねーから!」
必死に手を合わせる龍郎を横目に
「……情報って。」
そんな事言われてもなぁ……
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