◇ #2

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「んなわけないやん」 背中に悪寒が走って、顔に鳥肌がたつ コイツ、すごいかも。 なんて、ちょっとばかし感心すらする。 「そう?だってマネージャーは違う階でさ。 何か妙だよね~」 あわわわわ 「ま、まぁ。私も顔見知りだから、聞ければ何か聞くけど。何せ遠い存在だから、いつ話せるかわかんないよ」 これで誤魔化せるのかどうかの自信もないけど、私は素知らぬ顔をしてそう言った 「わかってるよ~、だからマンション同じにしたんでしょ」 ごもっともな意見が龍郎から返ってきた 少し安心をする 「ま、俺的には 小松っちゃんがメンバーの誰かと特別な関係なら有難いんだけど」 「そんなわけあるか。 大体、なんで……」 「だってそうすれば、簡単に色々聞き出せるだろ?」 「……」 「さっさと娘見つけ出さないとさぁ。大した仕事じゃねーんだし。 他にだって案件はあるの。 しかも本元の事件が事件なだけに、巻き込まれてでもしてたら、シャレんなんないだろ? 単純な人探しのようで、けっこう紙一重な案件なんだよね。これ」 ……確かに
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