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◇ #3
「……今っ!!」
ぶはっと穂積ちゃんが息を切らせて、足の力が緩んだスキに、僕は身体を隙間なく重ね合わせた
「聞いてないから、言わなきゃやめないよ」
「……」
「むしろ聞いてもやめるかどーか」
「……」
信じられない、なんて顔をした穂積ちゃんの姿が、可愛くて仕方ない
大体今までちょっと気をつかっていただけ
こうなってしまったら、
彼女の全てを思うがままにしたい
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