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ヒョンジュンの人脈で、人づてにこの店のオーナーを紹介してもらった 俺たちは、VIPルームに入ると、 「ナニぼさっと立ってるの?座れば?」 タバコを噛みながら、ピンク頭の女がそう言った 何だよ オーナーって、こっちかよ!! 「な……なんて?」 小松っちゃんが俺を見てそう声をかけてきた 「何だよ、彼氏がコッチの人間なのにわかんねーの?」 「……そんなんちがうし」 ブスッとした顔で、そういってソッポをむいた 「座れば、だってよ」 小松っちゃん、連れて来なくて良かったかも
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