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俺たちは、向かい合わせに座り込む ヒョンジュンは黙ったまんまで、小松ちゃんは緊張してるのか、口を一文字にしたまんまだ 「流行ってるんだ結構」 俺がそう言うと、顔色ひとつかえずにピンク頭の女が 「まあまあね」 そう返してきた 「で、何者なんだい?アンタらは」 好意を全く感じない口調で、続けてそう言ってきた 「ああ、別に。敵でもなんでもないよ ちょっと知ってたら、教えて欲しいんだ。 Septemberのオニュ、いるだろ?最近、来ない?」 俺は単刀直入にそう聞いた ピクリ、と オーナーのこめかみが動いた
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