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「なんだ、そういう事か。
ウチは関係ないよ」
ニヤリ、と口角をつりあげ、女は笑う
「関係ない?なんか知ってんのか?」
「さぁ」
はぐらかすように、女はテーブルにあったタバコを手にとると、一本口にくわえた
隣の金髪男は、黙ったまま女のタバコに火をつけた
フーッと煙を吐き出すと、女は余裕の表情でソファーにもたれかかる
「あれだろ?うちに出入してた奴、死んだんだろう?
そんなのかぎまわってどうするんだい?」
真っ直ぐな視線で俺を見る女
「知ってるんだな」
俺はほぼ確信を得て、そう言う
「見返りは?」
「それなりに、用意してる。
このまま、ここが営業していたいなら
協力するよ」
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