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そんな私達の後ろには、やけにガタイのいい長身の ……イケメン。 いや、 おかしいな。 イケメンには見慣れているはずなんだけれど。 先程挨拶を交わしてから、一言も喋らない木偶の坊……いや、 龍郎の友人の刑事、とやらがピタリと私達にくっついている 「なぁ、ヒョンジュン VIPに案内してくれ」 ヒョンジュンという名の刑事は、顔色ひとつ変えずに、奥へと進んでいく。 ああ、なんだろう。 嫌な予感しかしない。
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