1718人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな私達の後ろには、やけにガタイのいい長身の
……イケメン。
いや、
おかしいな。
イケメンには見慣れているはずなんだけれど。
先程挨拶を交わしてから、一言も喋らない木偶の坊……いや、
龍郎の友人の刑事、とやらがピタリと私達にくっついている
「なぁ、ヒョンジュン
VIPに案内してくれ」
ヒョンジュンという名の刑事は、顔色ひとつ変えずに、奥へと進んでいく。
ああ、なんだろう。
嫌な予感しかしない。
最初のコメントを投稿しよう!