2/18
前へ
/35ページ
次へ
あんなに駄目だと言っていたくせに、 不機嫌な顔をして戻ってきた龍郎は、一言も話さないまま、僕を院内に案内した そんな龍郎に、わさわざ話しかけるようなこともせず、僕も黙って後を歩いた 変だな、とは思ってたけど。 そんなことよりも穂積ちゃんを連れて帰りたくて仕方なかった僕は、 多少浮かれていた
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1347人が本棚に入れています
本棚に追加