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放送部室でいつものように 先生を待っていると、 万優架が鼻歌混じりに ドアを開けた。 「おつかり~! ……あっっ、やだあ、 萌、ごめん!!忘れてたっ!」 いきなり謝られて ポカン顔のわたしに、 万優架は手を合わせながら、 春山先生が具合が悪くて 保健室に寄ってから 帰る事にしたということ、 そしてそれを わたしに伝えるよう、 伝言を頼まれていたことを話した。
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