-2-

2/9
前へ
/34ページ
次へ
背中を向け、壁際で もぞもぞしているわたしに、 「やってあげようか?」 背後から、 先生のイジワルな声。 「自分で、出来ます……」 ブラウスの襟元を 安全ピンで留め、なんとか 応急処置を済ませて振り向く。 「なかなか色っぽいね、それも」 先生が頬杖をついたまま、 わたしの胸元に視線を注ぐ。 「……」 ほんと、イジワル……。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

517人が本棚に入れています
本棚に追加