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朝
健二はいつもより早くに学校に向かった。学校に着き自分の教室に入ると教室の角に4にんが集まりとても深刻な顔をしながら話していた。健二が4人のもとに向かい
「おい、お前らにも昨日メールが届いたのか?」と聞くと4人は顔を見合せ平馬が
「ああ」と答えた。
「絶対これはおかしいと思います!」
「ああ、おかしすぎる!何で俺達が死ななきゃならないんだよ!」
「美緒だってまだ死にたくない…」と泣きながら言った。
「私だってまだ死にたくないわ。」
健二は何も言わなかったが、やはりこれはホントだったのかと改めて思った。俺以外の人にメールが届いてなければイタズラメールと言うことで済んだが5人全員に届いてるとなれば現実を受け入れるしかなかった。
「くそっあと4時間後くらいには一つ目のメールが届くぞ、お前らは命令をやるか?」平馬はいつもよりも深刻な表情で
「したくはないがやらなきゃ殺されるんならするしかないよな…」と言った。
「とりあえず正午まで待ちましょう。命令をクリアすればみんなの命は助かるんだ。僕だって死ぬにはまだ早い」
「そうねとりあえず正午まで待ちましょうか」美緒が言うと学校のチャイムが鳴りみんなは自分の席についた。健二は授業どころではなくずっと昨日届いたメールのことを考えていた。
4時間後・・・・
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