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オマエガスキ・・・
なんて、口が裂けても言える訳がない。
俺の名前は、坂本亜紀(サカモトアキ)高校1年生だ。彼女は・・・当然いない。何故なら俺は恋をしているからだ。今、俺は好きな奴がいる・・・。だが、そいつには可愛い彼女がいる・・・だから俺はこの気持ちを伝えることはできない。でも、それでもいいと最近思うようになってきた。あいつが、それで幸せなら俺は別に構わない・・・。
・・・というか、さっきから俺が読者に分かるように説明してやってんのに、こいつは隣でベラベラうるせぇな!!!!
「よう!なんか、最近は元気ねぇな!亜紀?体調でも悪いのか?」
こいつは、中尾大輝(ナカオダイキ)毎日、うるせぇし声がいちいちデカイしでいい所なんか1つもない。あと馬鹿だし。しいて言うなら、喧嘩が馬鹿強いことぐらいだ。
「大輝か・・・うるせぇな。なんかダルいしキツい・・・。今日は、授業サボるわ。」
「ええええええ!!帰っちゃうのか!?寂しいじゃんかよ~!まだ居てよ!俺のためにも!!」
ガシッ(腕を掴む)
「うぜぇえええ!帰るつったら、帰るんだよ!クソうぜぇ!なんで、てめぇのために居なきゃいけないんだよ!?」
「だって~、今日亜紀以外休みなんだもん!だから、暇なんだもん!!ね?いいでしょ?居てよ~!」
「だもんじゃねぇよ!!言っとくけど、全然可愛くねぇからな!・・・分かったから腕を離せ。馬鹿大輝。ついでに、タヒね!クソ虫!」
はぁ・・・最悪だ。
今日も、見なきゃいけないのか・・・あいつらがイチャついてる所を・・・。地獄だな。
マジで死んでくれ。大輝。
いやまぢで。
「ふふ~ん♪ん?どうした?亜紀?俺を、殺すような目で見てきてさ?さては・・・俺に惚れたな!いや~!困っちゃうな!俺って、意外とモテモテなんだな!wてかさ、前々から・・・」【強制終了】
マジで、
1万回死んでこい!!
どうしたら、そういう解釈になるんだよ・・・。
本当にお前は・・・・・・
「アホの子だな・・・。いっそ、清々しい頭だ・・・。」
とりあえず、
あいつは後で殺すとして・・・今は寝るとするか。
どうせ、俺の頭で授業なんか受けても意味なんかないしな・・・。
はぁ・・・疲れた。眠い。
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