第1話

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  オマエガスキ・・・ なんて、口が裂けても言える訳がない。 俺の名前は、坂本亜紀(サカモトアキ)高校1年生だ。彼女は・・・当然いない。何故なら俺は恋をしているからだ。今、俺は好きな奴がいる・・・。だが、そいつには可愛い彼女がいる・・・だから俺はこの気持ちを伝えることはできない。でも、それでもいいと最近思うようになってきた。あいつが、それで幸せなら俺は別に構わない・・・。 ・・・というか、さっきから俺が読者に分かるように説明してやってんのに、こいつは隣でベラベラうるせぇな!!!! 「よう!なんか、最近は元気ねぇな!亜紀?体調でも悪いのか?」 こいつは、中尾大輝(ナカオダイキ)毎日、うるせぇし声がいちいちデカイしでいい所なんか1つもない。あと馬鹿だし。しいて言うなら、喧嘩が馬鹿強いことぐらいだ。 「大輝か・・・うるせぇな。なんかダルいしキツい・・・。今日は、授業サボるわ。」 「ええええええ!!帰っちゃうのか!?寂しいじゃんかよ~!まだ居てよ!俺のためにも!!」 ガシッ(腕を掴む) 「うぜぇえええ!帰るつったら、帰るんだよ!クソうぜぇ!なんで、てめぇのために居なきゃいけないんだよ!?」 「だって~、今日亜紀以外休みなんだもん!だから、暇なんだもん!!ね?いいでしょ?居てよ~!」 「だもんじゃねぇよ!!言っとくけど、全然可愛くねぇからな!・・・分かったから腕を離せ。馬鹿大輝。ついでに、タヒね!クソ虫!」 はぁ・・・最悪だ。 今日も、見なきゃいけないのか・・・あいつらがイチャついてる所を・・・。地獄だな。 マジで死んでくれ。大輝。 いやまぢで。 「ふふ~ん♪ん?どうした?亜紀?俺を、殺すような目で見てきてさ?さては・・・俺に惚れたな!いや~!困っちゃうな!俺って、意外とモテモテなんだな!wてかさ、前々から・・・」【強制終了】 マジで、 1万回死んでこい!! どうしたら、そういう解釈になるんだよ・・・。 本当にお前は・・・・・・ 「アホの子だな・・・。いっそ、清々しい頭だ・・・。」 とりあえず、 あいつは後で殺すとして・・・今は寝るとするか。 どうせ、俺の頭で授業なんか受けても意味なんかないしな・・・。 はぁ・・・疲れた。眠い。
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